不動産あれこれ

不動産の話題を、シンプル、前向きに

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地面師事件 媒介業者が責任問われることも

積水ハウスの地面師事件で、主導役とされる1人に懲役11年の判決が言い渡されました。 積水ハウス地面師事件、主導役に懲役11年判決「中心的立場で誠に悪質」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース だまし取られた金額は約55億円。地面師への損害賠償請…

続々々「特別家賃支援給付金」個人事業主も上限引き上げ

昨日、「特別家賃支援給付金」の上限額が600万円に引き上げられた旨お伝えしました。ただ、これは中堅・中小企業を対象したものでした。 yhiro.hatenadiary.jp 「個人事業主が漏れてますが・・」と気になっていたところ、impress BUSINESSMEDIAによると、こ…

続々「特別家賃支援給付金」 上限600万円に

「店舗の家賃負担を軽減するため、最大600万円の給付金を新たに創設します。」 5月25日、安倍首相が発表しました。 テナントの賃料負担を軽減するための「特別家賃支援給付金」。これまでの上限は月50万円×半年=300万円でした。 上限600万円の内訳、給付条…

「正直不動産」(第72直)レビュー 地味だけど、大切、複雑、地役権②

「正直不動産」、予想の斜め上の展開です。 前回のあらすじは以下のとおり。 yhiro.hatenadiary.jp 菅沼は、永瀬から最高裁判例を伝授され、それを武器にミネルヴァ不動産と戦うとばかり思ってましたが、裏切られました(いい意味で)。 そんな菅沼の秘策と…

自殺ではない居室内での孤立死とオーナーの法的地位②

前回、借家人が、借家内で自殺でなく例えば病死した場合、オーナーにどんな法的請求が認められるかについて、裁判例を紹介しました。 亡骸の腐乱が進んだことで汚損した天井板、壁板、床板、浴槽、便器等の修理費用が認められ、その額も紹介した裁判例では約…

自殺ではない居室内での孤立死とオーナーの法的地位①

昨今のコロナで定期的な見守りを中止していたところ、復興住宅の自室で60代男性が死亡している状態で発見されました。 復興住宅で60歳代男性が孤独死・・・コロナで見守り訪問中止、棟の管理人決められず 引用元:読売新聞電子版 2020年5月17日https://www.y…

続「特別家賃支援給付金制度」 地代も支援の対象に

先日お伝えした「特別家賃支援給付金」について、続報です。「地代」も支援の対象に加わります。 「特別支援給付金」について、先日お伝えした内容はこちら。 yhiro.hatenadiary.jp 借地をしている事業者も対象に加える まとめ

「正直不動産」レビュー 地味だけど、大切、複雑、地役権

ビッグコミックで連載中の「正直不動産」が面白い。ひょんなことから嘘をつけなくなったエース営業永瀬を通じ、不動産営業の本音を、リアル、コミカルに描いています。2020.5.25号では巻頭カラー。テーマは、地味だけど不動産の命運を分ける通行地役権です。…

「特別家賃支援給付金」制度に注目

令和2年5月8日、昨今のコロナの影響で賃料の支払いが困難になった事業者への支援として、与党賃料支援PTより、「テナントの事業継続のための家賃補助スキームについて」が示されました。 「テナントの事業継続のための家賃補助スキームについて」https://j…