不動産あれこれ

不動産の話題を、シンプル、前向きに

原状回復義務

「正直不動産」第76直レビュー その特約、消費者契約法上どうなの?

「正直不動産」、前回に引き続き「改正民法を正直者に語らせたらこうなった」のお話しです。 「悪徳オーナー」と噂される松崎を怒らせた永瀬。その許しを得るべく、松崎に有利な特約を盛り込んだ契約書のひな形を完成させます。けど、そもそもその特約、無効…

自殺ではない居室内での孤立死とオーナーの法的地位②

前回、借家人が、借家内で自殺でなく例えば病死した場合、オーナーにどんな法的請求が認められるかについて、裁判例を紹介しました。 亡骸の腐乱が進んだことで汚損した天井板、壁板、床板、浴槽、便器等の修理費用が認められ、その額も紹介した裁判例では約…

自殺ではない居室内での孤立死とオーナーの法的地位①

昨今のコロナで定期的な見守りを中止していたところ、復興住宅の自室で60代男性が死亡している状態で発見されました。 復興住宅で60歳代男性が孤独死・・・コロナで見守り訪問中止、棟の管理人決められず 引用元:読売新聞電子版 2020年5月17日https://www.y…